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売却の流れ

家を売る前の内覧準備チェック|片付け・臭い・不具合の説明と当日の対応

スリッパを整えて内覧の準備をした明るい住まい(写真風のAI生成画像)
本文の場面を表す写真風のAI生成画像です。実在の物件・人物・現地・契約書類を撮影した写真ではありません。

内覧準備は「きれいに見せる」だけで終わらせない

「週末に初めての内覧。家中をリフォームしないと売れないの?」。まず行いたいのは、買主が部屋の広さや状態を確認できるように整えることです。費用をかけた分だけ高く売れるとは限りません。

片付けと清掃に加え、知っている不具合や修繕履歴を担当者へ共有します。見やすく整えることと、欠点を隠すことは別です。

この記事では、居住中の住宅を売る人に向けて、内覧前から終了後までの確認点を整理します。全国で使える準備の考え方で、資料は2026年10月25日に確認しました。

最初は、玄関・水回り・通路を整える

一度に全部を仕上げようとせず、見学する動線から手を付けます。玄関の靴、廊下の箱、階段の荷物を片付け、転倒しやすい物を除きます。重い家具の移動や高所の掃除は、無理に一人で行わないでください。

確認する場所・物準備すること
玄関・廊下・階段通路を空け、段差や滑りやすい所を伝える
キッチン・浴室・洗面水垢、排水口、目に付く汚れを清掃する
窓・照明安全に点灯できるか確認し、室内を見やすくする
収納見せる範囲を決め、中の量と奥行きが分かるよう整理
庭・バルコニー足元の物を片付け、安全に見られる状態にする
書類・貴重品個人情報、薬、鍵、現金などを別に保管する

収納は何でも無断で開けてもらう必要はありません。見てもらう場所を担当者と決め、見せられない部分は理由を伝えて、寸法や後日の確認など別の方法を相談します。

明るさと臭いは、原因を確認して整える

カーテンを開け、必要な照明を点けると、室内の状態を確認しやすくなります。ただし、照明を点けた状態と自然光だけの明るさは別です。日当たりを聞かれたら、季節や時間帯を添えて答えます。

臭いは、生ごみ、排水口、布製品、ペット用品などを確認して清掃・換気します。強い芳香剤で覆うより、原因に応じて対処する方が判断しやすくなります。原因が分からない異臭や漏水の疑いは、掃除だけで済ませず担当者に伝えます。

三菱地所ハウスネットの売却案内でも、現地案内前の換気などを勧めています。窓を開ける時間や空調は、天候・防犯・室温に合わせて調整します。

ペットは普段と違う来客で落ち着かないこともあるため、安全に過ごせる別室などを準備します。見学者にペットやアレルギーへの配慮が必要か、担当者を通して確認しておくと段取りを組みやすくなります。

【注意】雨漏り跡や設備の故障は、隠さず事実を整理する

知っている雨漏り、漏水、設備の故障、過去の修繕などは、物件状況報告書や設備表に反映できるよう担当者へ伝えます。発生時期、箇所、修理内容、その後の状況を分け、写真や請求書があれば用意します。

たとえば「3年前に天井から漏水があり修理した。その後は自分が確認した範囲では再発していない」と説明します。「今後も漏れない」と、分からないことまで保証しないようにします。

民法572条では、責任を負わない特約があっても、知りながら告げなかった事実などについては責任を免れないとされています。免責の特約があれば、隠してよいわけではありません。

口頭で話しただけで終わらせず、書面の内容ともそろえます。新しく不具合が見つかった場合は情報を更新し、修理するか、現状で引き渡すかを契約条件として相談します。

当日は案内を任せ、分からない質問は持ち帰る

売主はあいさつをした後、案内の主導を担当者へ任せます。立ち会う人と人数、見学の順番、写真撮影の範囲を事前に相談し、買主が部屋を確認する時間を取ります。

住み心地や音については、体験した時間帯や状況を添えます。「静かです」と一言で済ませず、「平日の昼は在宅が少なく分かりません」など、知らない範囲も伝えて構いません。

管理費や修繕計画は資料で確認し、あいまいな記憶で答えないことです。価格、残す家具、修理の負担、引渡日などは、その場で約束せず担当者を通して回答します。追加の質問と回答は記録を残します。

終了後は反応を聞き、費用と販売条件を見直す

内覧後は、担当者に質問内容や購入を見送った理由を確認します。片付け不足なら改善できますが、駅距離や間取りが合わない場合は、掃除を増やしても解決しません。

「5件で申込みがなければ値下げ」と一律には決めません。問い合わせ数、日程が合わず流れた件数、写真と実物の差、競合価格を分けて確認します。

清掃を依頼するなら、範囲と総額を見積もります。仮に清掃4万円と不用品処分2万円なら合計6万円ですが、6万円以上高く売れる保証はありません。これは費用の計算例で、相場や回収率を示すものではありません。売る前のリフォームの考え方も参考になります。

ということで、通路と水回りを整え、説明する事実をそろえます。買主が状態を確かめられる内覧を準備しましょう。 販売条件の見直しは価格交渉と見直しの考え方で確認できます。

よくある質問

Q. 内覧前にクリーニング業者を頼むべきですか?

必須ではありません。自分で落とせる汚れから始め、残る部分だけ見積もりを取ります。売却価格への上乗せは保証されません。

Q. 私物の入った収納を全部見せる必要がありますか?

無断で開けてもらう必要はありません。貴重品を移し、見せる範囲を調整します。確認できない部分は別の方法を相談してください。

Q. 内覧が入らないときは何を確認しますか?

写真・広告・価格に加え、対応できる曜日や時間も担当者と確認します。件数だけで原因を決めず、問い合わせからの経過を見ます。

この記事について

本記事は、不動産売却情報メディア URUMAE 編集部が公表されている制度・法令に基づいて執筆・編集しています。制度・法令は執筆時点の情報です。個別の事情については専門家にご相談ください。

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